信頼できる主治医を探す！

こんにちは！aobaです。

子宮腺筋症の為、生理痛でこれまで随分苦しんできた私が40歳で妊娠した体験談と生理痛改善のために試している色々な事について書いています。

今日は、病院や主治医のお話をしたいと思います。

信頼できる主治医を探すことはとても難しく、生理痛に苦しんで、10年経ってやっと親身に話を聞いてもらえる医師と出会えました。婦人科系の病気は他の科に比べて、診察に行くのに勇気がいるし、仕方のないことですが、ここがダメならあそこの病院にとは、簡単にいきませんでした。

私の場合は、腺筋症と診断がついた時は、まだ新婚で妊娠を希望したため、投薬治療はしなかったのですが、その時の医師は癌を専門にされていた方で「部長先生で見立てがいいらしいよ」と聞いて行ったのですが、良い先生だったのは確かですが、「癌じゃないならいいじゃない」といった感じで生理痛の痛みには寄り添ってもらうことはできませんでした。そのころは、世の中的にもまだ腺筋症の治療が今よりも進んでいなかったというのもあります。当時、30代後半で腺筋症と診断がついた場合、大体の人は、もう子供も中学生ぐらいになっていて、子育てもひと段落し、母親として子供の部活や進学のフォローに精一杯で生理痛に悩まされている場合じゃないと子宮を切除する人がほとんどだったと聞きました。

私のように35歳以上で結婚するというのは今は、本当に多くなっていますが、その当時は、まだ少なかったのです。

子宮をとるという選択はできない。不妊治療にも躊躇してしまう。医師としてもどうにも対処できなくてしょうがなかったんだと思いますが、もう少し、生理痛の痛みに寄り添って欲しかったです。

その後、話しやすい主治医を探して、同じ病院内で他の医師の診察を何名か受けましたが、「この先生良いかも！」と思って、半年後に再び、経過観察に診察に伺うと退職されたり、他の遠くの病院に転勤されていたり、うまくいきませんでした。やはり、大きな病院では、医師の転勤は避けれません。

そういう苦労もあったのですが、妊娠がわかって診察に行った時、たまたま、患者さんが多くて、手の空いている他の医師の診察に回されて、偶然にもその先生が本当に親身になって話を聞いてくれる医師だったのです。「何か聞きたいことはないですか？」や「何でも言って下さい。」といつも言って下さって、ああいう女性になりたいと思える先生です。また、患者側の主張をすべて聞き入れるのではなく、できないことはできないとはっきり言われます。その先生に妊娠中から現在まで診ていただいており、出産の時は帝王切開で娘を取り上げていただきました。そして、先生のお名前から一字頂いて、娘の名前を付けさせていただきました。現在は、その主治医の診察に半年に1回、経過観察に行っています。

婦人科は特に、検診も含めてですが、ついつい足が遠のいてしまいますよね。

生理痛が辛かったとき、半年に一度の経過観察だけでは、精神面で十分なフォローになってないなあと思い、婦人科にかかりつつ、近所の内科でも一時的に漢方の処方を受けたこともありました。

20代や30代のまだ人生設計が未確定の段階で診察に行く場合、自分はどうしていきたいかということを明確にしておくということも大切です。子宮は、女性のライフスタイルに大きく関係しているのです。少しの限られた診察時間に的確にこちらの意志を伝えなければ、自分にあった方法を探してもらうことは難しいです。私の場合は投薬治療を希望しなかったのですが、妊娠希望でも、腺筋症を小さくしてから、不妊治療に踏み切るといった方法もあったわけです。

自分にとって、良い主治医となる出会いがあることを祈っています。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。