こんにちは!aobaです。
子宮腺筋症の為、生理痛でこれまで随分苦しんできた私が40歳で妊娠した体験談と生理痛改善のために試している色々な事について書いています。
湯治(とうじ)と聞くと、アトピーやリウマチの治療を連想して、生理痛とは関係ないと私も思っていました。でも調べてみると、婦人病に効能があるとされる温泉や、「子宝の湯」と呼ばれる温泉はたくさんあります。
私は子宮腺筋症による下半身の冷えをなんとかしたくて、自宅から1時間弱の炭酸泉に半年ほど、週2〜3回通いました。この記事では、湯治場の選び方、実際の1日のスケジュール、通って感じた体の変化を、私の記録としてまとめます。
湯治とは?温泉旅行との違い
湯治は、温泉地に滞在して繰り返しお湯につかり、体を整えることをいいます。1泊2日の温泉旅行とは、目的も入り方も違います。
- 温泉旅行…食事や景色も含めて楽しむ。1〜2回入って帰る
- 湯治…体を整えるのが目的。ぬるめのお湯に長く、何度も、何日もかけて入る
本来は数週間から数カ月かけて宿に泊まり込むものですが、近場に通う「通い湯治」でも続けられます。私がやっていたのはこの形でした。
生理痛と冷えに悩んでいた私が、湯治に通い始めた理由
きっかけは、子宮腺筋症による下半身の冷えでした。結婚をしていたので、生理痛も良くなって、運よく子宝にも恵まれたらいいなと思っていました。
それまでも家でできる温め方は続けていました。特に温座浴は今も続けている方法です。
ただ、家でのケアだけでは追いつかない感じがあって、もっとしっかり温まれる場所はないかと探し始めたのが湯治でした。
湯治場はどう選んだか
「自宅から通える距離」を最優先にした
調べてみると、自宅から1時間弱で行けるところに炭酸泉の温泉がありました。全国的には有名ではなかったので知らなかったのですが、温泉ファンの間では、知られざる名湯が多くあるようです。
今はコロナもあって遠出はしにくいですが、意外と近くに知られていない名湯があります。有名な温泉地を探すより、「通える範囲に何があるか」から調べたほうが、湯治は続きます。週2回通うことを考えると、片道1時間が現実的な上限だと思います。
選んだのは炭酸泉
私が通っていたのは炭酸泉でした。泉質によって特徴は違うので、冷え対策で選ぶなら、体が温まりやすいとされる泉質を調べてから決めるのがおすすめです。温泉の掲示にはたいてい適応症が書かれているので、婦人病の記載があるかも見てみてください。
参考にした本
【温泉はなぜ体にいいのか 松田忠徳 平凡社】という温泉学者の方が書かれた本を参考にしました。
この本の中にもあるのですが、やはり週2回ぐらいは温泉につかるのが良いとのことで、週2〜3回を目標に行っていました。
湯治1日のスケジュール
実際に私が通っていたときの、1日の流れです。
- 10:00 宿からの送迎バスに乗って湯治場に到着
- 10:20 1回目の入浴(洗髪せずに、体を洗ってひたすらぬるま湯に浸かる)
- 11:30 休憩、昼食、昼寝
- 12:30 2回目の入浴(洗髪、1時間はぬるま湯に浸かる)
- 14:00 宿からの送迎バスで帰路に就く
ポイントは「熱いお湯に短く」ではなく「ぬるま湯に長く」、そして1日に2回に分けて入ることです。1回目は体を洗うだけにして洗髪は2回目にまわすなど、湯船にいる時間をなるべく長く取れるようにしていました。
昼食と休憩の取り方
昼食は、ガッツリ食べることはできなかったので軽くおにぎりなどを食べていました。入浴のあいだに挟む昼寝も、そのままスケジュールに組み込んでいます。休憩を挟まずに続けて入るより、体が楽でした。
常連さんとの時間も楽しみのひとつだった
数を重ねて通っていると、常連の方々が親切にして下さったり、旅行で来られた方のお話を聞くのも楽しみでした。半年続けられたのは、この時間があったからだと思います。
週に何回、どのくらいの期間通ったか
私の場合は週2〜3回を、半年ほど続けました。遠い温泉に行く場合は、数週間から数カ月をかけて宿に泊まって湯治することになると思いますが、自宅から1時間弱のところに湯治場があったので、通う形にしました。
通って感じた体の変化
最初の数回は「疲れる」だけだった
正直に書くと、通い始めた時は温泉に入ると体が疲れて、しんどかった記憶しかありません。ここで「合わない」と思ってやめる方も多いと思います。
それがだんだんと、しんどくても体が温まってほっこりするのが病みつきになりました。
好転反応で寝込んだこともある
好転反応というものがあって、良くなる前に悪くなる症状が現れるそうですね。温泉から帰ってきてしんどくて寝込むこともありましたが、翌日には悪いものがふぅっと取れたかのように元気になるということも何度も経験しました。
常連さんの肌に驚いた
ここに来ると絶対によくなると確信したことがあります。地元の常連のおじいさん・おばあさんの肌がぴちぴちしていたことです。年齢を聞くと、見た目より10〜20歳ぐらいは若く見えていました。その人たちの姿から、細胞が元気になることを確信していました。
私も通い続けていた時は、当時40歳前だったのに20代と言われて、お世辞でも嬉しかったです。温泉のおかげなんだとその時は思いました。
下半身の冷えについて
半年ほど、週2〜3回温泉に通って、下半身の冷えはかなりの手ごたえを感じていました。
半年後に分かったこと ― 妊娠ではなく、乳がんでした
冷えの手ごたえを感じていたので、このまま妊娠できるのではないかと思っていました。なのですが、妊娠ではなく、発覚したのはステージ0の乳がんでした。
ステージ0というと超初期で、このレベルで見つかるのは本当にラッキーなことと言われています。自分としては妊娠であって欲しかったと思ったのですが、乳がんの放射線治療も無事終えて、それから2年後に妊娠していくことになります。今となっては、この順番で良かったと思っています。
自分の解釈で申し訳ないのですが、湯治によって悪いものが出て、新しい命が宿ることができたのだと思いました。
ただ、これはあくまで私ひとりの解釈です。湯治をしていたから見つかったわけではありませんし、湯治が治療の代わりになるわけでもありません。早期に見つかったのは検診を受けたからです。冷え対策と並行して、検診はきちんと受けてください。
乳がん検診については乳がん検診のすすめ。に書いています。
湯治をするときに気をつけたいこと
- 熱いお湯に長く入らない…のぼせます。ぬるま湯に長く、が基本です
- 水分をこまめに取る…1日2回、長時間入るので思っている以上に汗をかきます
- 最初から飛ばさない…私も最初の数回はしんどいだけでした。回数と期間で効いてくるものだと思います
- 体調が悪い日は行かない…無理をして続けるものではありません
- 持病がある方は主治医に相談を…温泉には泉質ごとに禁忌症もあります。治療中の方は必ず確認してください
温泉に行けないときは炭酸泉の入浴剤で
コロナ禍で温泉に行けない方におすすめの入浴剤です。私が通っていた炭酸泉と同等の効果が期待できるものです。

もちろん温泉そのものには及びませんが、通えない時期をつなぐには十分に役立ちました。
湯治についてよくある質問
湯治は何日くらい続ければいいですか?
本来の湯治は数週間から数カ月ですが、通いなら週2回を数カ月が目安だと思います。私は週2〜3回を半年続けて、冷えに手ごたえを感じました。1回や2回で判断できるものではありません。
1日に何回入るのがいいですか?
私は午前と午後の2回に分けて、あいだに昼食と昼寝を挟んでいました。続けて長く入るより、休憩を挟んだほうが体が楽でした。
日帰り温泉でも湯治になりますか?
宿泊しなくても、繰り返し通えば湯治として続けられると私は思っています。大事なのは1回の豪華さではなく、回数と期間です。
生理中でも入っていいですか?
多くの施設で生理中の入浴は控えるよう案内されています。私は生理の期間は休んで、周期に合わせて通う日を決めていました。
一緒に続けている冷え対策
湯治は週に数回のことなので、家でのケアと組み合わせていました。
- 温座浴のすすめ…家でおしりだけを温める。いちばん続いている方法
- 足湯のすすめ…時間が取れない日に
- お灸のすすめ…ツボを狙って温めたいときに
- 鼠径部を締め付けない。…温めるだけでなく、冷やさない工夫も
子宮腺筋症そのものについては子宮内膜症と子宮腺筋症、生理痛対策全体は生理痛対策にまとめています。
まとめ
- 湯治は「ぬるま湯に長く、何度も、何日もかけて」入るもの。温泉旅行とは別物
- 湯治場は有名さより通える距離で選ぶ。週2回通える範囲かどうか
- 1日2回に分け、あいだに昼食と昼寝を挟む
- 最初の数回はしんどいだけのこともある。回数と期間で効いてくる
- 私は週2〜3回を半年続けて、下半身の冷えに手ごたえを感じた
- 冷え対策と検診は別物。検診はきちんと受ける
あくまでも私ひとりの個人の湯治の感想ですが、どなたかのお役に立てると嬉しいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。




















