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乳がん検診のすすめ。

メッセージ

こんにちは。aobaです。

いつもは、生理痛について書いているのですが、今日は、生理痛の話ではなく、私の乳がんの経験について書きます。

2017年6月22日に、元フリーアナウンサーの小林麻央さんがお亡くなりになりました。小林麻央さんの夫は、歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵さんです。

当時34歳の若さで2人の子供を残し、乳がんと戦いながらもこの世を去られたことは、世界的にもニュースになり、乳がん検診の予約が一時的にいっぱいになったと報道されていました。

実は、私もこの後少し経ってから、初めて乳がん検査を受けました。

私が住んでいる市では、40歳から、乳がん検診のクーポンが配られます。ですので、40歳以下の方で、乳がん検診を受診される方は非常に少ないそうです。その時、私は37歳でした。ですが、私の母も48歳の時に、乳癌を患っており、麻央さんのお母様も乳がんの既往があるという点で麻央さんと共通点があったので、母のすすめで検診を受けることにしました。

「もしも癌だったら、どうしよう…。」、「マンモグラフィ検査は痛いのかなぁ…。」などの不安もあり、まずは、乳がん検診の話が聞けるフォーラムのに話を聞きに行くことから、始めました。そこでは、「何か症状があるのであれば、保険診療ができるので、検診ではなくて、診察に行くというのもありです。」という話をされていて、生理周期に関係なく、最近、胸が張るなあと思っていたので、フォーラムでお話されていた先生の専門外来へ、診察に行くことにしました。

見立てが良いと評判の専門外来だったので、多くの女性が並んでいました。私のような30代は、誰もおらず、40代以降の方ばっかりでした。

状況を聞いてもらって、マンモグラフィ検査とエコー検査の両方をして頂きました。結果はマンモグラフィーで数ミリの石灰化が少しあるとのことで、大きな病院を紹介されました。実は、私の石灰化はエコー検査では、確認されなかったのです。もし、検診でマンモグラフィーは痛いからとエコー検査だけの受診を選択していたら、早期治療には、つながっていなかったと思います。

紹介された大きな病院では、組織を一部けずって、病理検査に。何度もカンファレンスしてもらったようで、9割がた癌だと思うとの診断でステージ0、超早期の乳がんということになりました。

すぐに、手術を受けることができ、ほんの数ミリ、切除して頂いて、抗がん剤治療はせずに、放射線治療のみですみました。そして、元気に変わりなく、過ごせています。

ステージ0の早期発見、早期治療はまれなパターンだと思いますが、超早期でわかったから、なかなか授からなかった妊娠も乳がん手術後2年弱で妊娠につながりました。出産後はミルクとの混合ではありましたが、授乳もできました。(授乳中は検査を避けた方がよいと聞きます。)

乳がんは早期発見、早期治療で救われる病とされています。生理痛で辛いとき、他のことには、目が回らなくなりつつありますが、早め、早めの検診受診をおすすめします。

1人の若い女性が残してくれたメッセージを大切にしたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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