こんにちは!aobaです。
子宮腺筋症の為、生理痛でこれまで随分苦しんできた私が40歳で妊娠した体験談と生理痛改善のために試している色々な事について書いています。
今日は、大人の思春期について。
大人の思春期があったなんて、この本を読んで、初めて知りました。この本は、大人になりきれない女性たちが自分自身と向き合いながら”大人の女性”へと成長していく物語で、20代後半以降の独身女性に向けた心理カウンセラーの方が書かれた本です。
私自身もとても辛かった30歳前。
辛い…⁈誰かに何かされたとかは、何もなくて、今から思うと特に辛くはないんだけど、将来の不安からか、なんかモヤモヤとした感じの時期がありました。
周りは将来を見据えて結婚していく中で、自分ははたして、どうすべきなのか…。その悩みが夜勤などの激務と重なり、生理痛を発症。結局、仕事も辞めました。
その後に35歳で結婚し、40歳で出産をしています。
40歳を過ぎると、結婚している人も結婚をせずに仕事に打ち込んでいる人も、それぞれに成果を出している…。今となれば、結婚を選択してもしなくてもどっちでもよかった、そこまで結婚に焦らなくてよかったとも思えます。
私自身も30歳前後のモヤモヤとした時期が私にとっての大人の思春期でした。
だけど、子宮のことを考えると、やっぱり結婚に焦ってよかったかなぁ。子宮内膜症から、子宮腺筋症になり、子宮を取るということも医師に言われたことがある中で、必死にもがいたことは、無駄ではなかったと思います。
モヤモヤとしたり、もがくことは、決して悪いことではなく、ひとつひとつ、自分の中で答えを出していくことは、後の人生が後悔のない人生になるんだと思います。15歳前後の思春期でも、多くの人が大人になろうと体と心がもがき、自分では意識してなくても、何かモヤモヤしたり、親の言葉に、イチイチ引っかかったり…。それぞれに色んな体験が思い出されると思いますが、大人の思春期も社会人生活に慣れ、収入も自分のために使える、とってもいい年代ではあるのですが、何か物足りない、大人になり切れていない…。そんな年ごろのようです。
私は、仕事の激務と周りの結婚話が重なり、周りがとても華やかに見え、自分は今後、どのように人生を歩んでいくべきなのか…と悩みだして、生理痛が重くなるということに繋がっていきました。
親からの自立、恋人からの自立、1人暮らしが長い人は、何かあった時の安全地帯の確保など、結婚以外にもこれから先、どう生きていきたいかを考え、自分と向き合うことは、必要なようです。
生理痛の悩みがあったから、人よりも結婚や出産に敏感だったと思うのですが、一度立ち止まって考えることは、とっても大切です。
大人の思春期真っ只中だった当時の自分に「人と比べないで、自分がどう生きたいかを考えて!」と言ってあげたいです。
婚活、妊活などを経て、40代になってから、人と比べない生き方がようやくできるようになってきました。人生には、年齢を重ねてできるようになることもたくさんあります。大人の思春期だった30代前後はモヤモヤとして苦しかったけれど、とても懐かしく、いい思い出です。
どうか、一度きりの人生、後悔のないように思いっきり、楽しんで、思いっきり、悩んで下さい。
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